2MUCH CREW "gatagotobeatsoundsystem vol.3"

お待たせいたしました。

 

2MUCH CREW 『gatagotobeatsoundsystem vol.3』がリリースされますYO!

 

vol.1について、また『gatagotobeatsoundsystem』シリーズについてはこちら。

https://poem65.hatenadiary.org/entry/2021/12/01/010409

 

vol.2はこちら。

https://poem65.hatenadiary.org/entry/2022/02/07/002602

 

今回のvol.3、私からすると本来の2MUCHにいちばん近い気がします。

vol.1がライヴのノリを引きずった導入編、vol.2はエクストリームな彼岸セッションとすると、今回が最も日常感ある。

ある種NG集っぽい趣もあったりして雑然としたコンピっす。

曲数も多い。

そして今回もまた完全なフリー・インプロ(B5のみ『BUBBLE YOU』収録曲のセルフ・カバー)となってます。

 

どこかのインタビューで語った気がするんですが、私は2MUCH CREWはバンドではなく「飲み会」だと思ってます。

飲み仲間、クラブ仲間により成り立っているバンドという意味を超えて、飲みの席のコミュニケーションをまんま楽器を使ってやっているというか。

 

友人たちと酒を飲み、ひとりが何か面白いことを言う。

それに被せて誰かがまた面白いことを言う。

さらに今度は違う誰かが...。

この連鎖からバイブスがうねり拡がりおかしなことになっていく。

これは2MUCH CREWが普段スタジオでやっていることとまるで一緒です。

 

それをそのまま人前でもやろうとしているので、もちろん大抵は失敗、みている方もちんぷんかんぷん、ってのはさすがに長年やっているので認識しております。

まあそれで申し訳ないとかは全然思わないんですが、ていうかそれがライヴの醍醐味だったりなんかしちゃったりなんかしないかしら??

 

ここからは私見となりますが、ぶっちゃけ最近の音楽は「作品」であることに比重を置きすぎではあるまいか。

私の苦手な言葉に「音楽には2種類しかない。良い音楽とそうでない音楽だ」とか「〇〇年後も古びない音楽を」とかいうのがあります。

こういうのを聞くたび「そんなのどうでもいいから酒飲んでなんか面白いこと言え」と地元のウザい先輩みたいなことを思ってしまいます。

 

実際のとこ、みなさんは音楽に何を求めているのでしょうか?

共感?

感動??

アートとしての完成度???

それともカタルシス????

 

私は音楽を聴いてビックリしたい。

ビックリには笑いがあります。

そして飲み会にも笑いがあります。

なぜならどちらもアンコントローラブルだからです。

 

だいたい今のクソみたいな世の中で、音楽と飲み会以外なにか面白いことがありますか?

 

いや、ない。

 

でしょ?

 

内容について触れるのをすっかり忘れてました。

その辺は下記の曲名から適当に想像してみてくださいね。

 

とりとめもない文章でごめんなさい。

飲みながら書いてるのでしょうがないですね。

ちなみに飲み会を英語で言うとdrinking partyだそうです。

そのまんまですね。

 

ではでは、またどこかで乾杯しましょう。

夜露死苦

アデュー。

 

ぽえむ (2MUCH CREW)

 

 

gatagotobeatsoundsystem vol.3

 

A1: Fax Machine !

A2: Time's Up Rap

A3: Scarborough Fair

A4: 革命の到来 Revolution Is Coming

B1: 荒野のビズ・マーキー Biz Markie On The Wild Side

B2: Most Avant-Garde Girl In Town

B3: I Am Picasso

B4: Donkey Coltrane

B5: エルヴィス・ヴィラロボスの逆襲

Elvis Villalobos Strikes Back

 

レーベル ShitMusic

 

カタログ番号 SHIT003

 

2MUCH CREW

 

90年代半ば結成。2005年、片面に演奏、片面にメンバーによるDJ MIXからなるカセットテープ2本組「2MUCH CREW11月革命&12月革命」を自身のレーベルよりリリース。2009年、初のフルアルバム『BUBBLE YOU(WORD IS OUT!)をリリース。メンバーによるMIX CDが示すようにクラブシーンとの関わりも深い。アンダーグラウンドにとどまりながらも決してそこをレペゼンせず、変化し続ける特殊なありようで、不可解な存在感を漂わせている。現在はPOEMFUCKMASTER FUCKSANOXO BABIES3人編成となり、よりフリーフォームかつ共感のしづらい音楽性を追求中。